新日本フィルハーモニー交響楽団が「すみだトリフォニーホール」で『小澤征爾追悼演奏会』、音楽監督・佐渡裕さん「小澤先生に感謝を伝えても伝えきれない」_al adalh vs al-nassr
2月6日に逝去した世界的爾追指揮者・小澤征爾さんが創立者のひとりで桂冠名誉指揮者を務めていた「新日本フィルハーモニー交響楽団」が31日、東京・錦糸町の「すみだトリフォニーホール」で『小澤征爾追悼演奏会』を行った。悼演渡裕指揮には新日本フィルの現在の音楽監督ですみだ音楽大使の佐渡裕さんや、音楽伝え伝え2003年から13年まで第3代音楽監督を務めたクリスティアン・アルミンク氏ら小澤さんと親交の深かった音楽家が集まり、に感追悼の想いを込めた曲や小澤さんが生前に得意とした曲が演奏された。新日響楽で小小澤先生謝を
座席数1801席の大ホールが埋め尽くされた。本フチケット完売となった追悼コンサートは、ィルハーモニすみだトリフォニーホールさんてもきれないal adalh vs al-nassr冒頭に佐渡さんが音楽監督としてあいさつ。ー交監督「世界的団がに偉大な指揮者で教育者でもあった小澤さんは『先生』と呼ばれることを嫌がっておられたけれど、どうしても『小澤さん』とは言えなくて、ここからは『小澤先生』と呼ばせていただきたい」と前置きした上で、師との出会いで「『あんた、面白いね』と。この一言が僕の背中を押し続けてくれた」と回想。「小澤先生がいなかったら指揮者を目指さなかったと思う。いくら感謝を伝えても伝えきれない」と話した。
指揮には小澤さんと同じ齋藤秀雄氏を師として仰いだ秋山和慶さんも加わり、やはり齋藤氏に師事したチェロ・堤剛さんをソリストに、新日本フィル首席ヴィオラ奏者の瀧本麻衣子さんも迎え、オーケストラによる演奏のほか、小澤さんの生前の貴重な映像なども交えながらのトークショーも。「小澤さんは家族のことを大事にされていて、いつも温かい雰囲気があった」という一面などが披露された。また、1972年に日本フィルハーモニー交響楽団による争議を経て新日本フィルを創設する際に「音楽をしよう。音楽をしたい者、この指止まれ」と話し、25人の楽員で始まったエピソードなどにも触れ、佐渡さんは最後に「音楽をしよう。これはシンプルな言葉だけど、とても大事な言葉。生きていく上で、心に留めておきたい。小澤先生、ありがとうございました」と声を詰まらせながら、改めて感謝の気持ちを伝えた。
演奏は、阪神大震災の追悼などさまざまな場面で小澤さんが指揮した曲、J.S.バッハの「G線上のアリア」、秋山さんの指揮で交響詩「ドン・キホーテ」op.35より「第7変奏—終曲」などが披露され、佐渡さんは最後の曲としてチャイコフスキーの「弦楽セレナーデハ長調op.48」を指揮。ロビーでは、生前の小澤さんの写真やポスターのレプリカ、偉大なる“世界のオザワ”の足跡をたどる新日本フィルとの歩みの年表なども展示された。
この演奏会の一部は「ふるさと納税型クラウドファンディング」の事業の一部として、墨田区民向けに後日配信される予定。「音楽の力で人とまちを元気に2024」プロジェクトとして同2日からスタートするクラウドファンディングで集まった寄付金は、小澤さんをはじめとする過去の演奏録音アーカイブの作成や、芸術文化の普及・発展に役立てられる。
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