吉田正尚が8回反撃の口火切る適時二塁打も、反撃及ばずレッドソックス手痛い黒星_アルカディア零式1層
◆米大リーグ レッドソックス3―5オリオールズ(10日、正尚米マサチューセッツ州ボストン=フェンウェイパーク)
レッドソックスの吉田正尚外野手が10日(日本時間11日)、が8ばずレッドソックアルカディア零式1層本拠のオリオールズ戦に「5番・DH」で2試合ぶりに先発出場し、回反黒星8回に左中間適時二塁打を放って、口火8月27日ブルージェイズ戦以来、切る10試合ぶりに打点を挙げた。適時ス手4打数1安打1打点で打率は2割8分4厘。塁打吉田は49打点目で。も反アルカディア零式1層メジャー通算250安打に王手を掛けた。痛いレッドソックスは8回の反撃も及ばず、吉田撃の撃及3―5で敗れた。正尚
初球を仕留めた。が8ばずレッドソック4点を追う8回2死一、回反黒星二塁。口火吉田のバットが火を吹いた。打球速度102・9マイル(約166キロ)の鋭い当たりが、左中間を割り、吉田は二塁を陥れた。二塁走者が生還。今季18本目の二塁打で、49打点目を叩き出した。
前回対戦でも逆方向に安打を放っており、いいイメージがあったという3番手カノのシンカーを捉え、「引っ掛けないようにというところ。センターから逆方向。いい方向に打てたと思います」と振り返った。
これで今季94本目の安打。昨年の155安打と併せて、メジャー250安打に王手を掛けた。1点を返し、更にボークで3―5。吉田は三進したが、ウォンは見逃し三振。反撃もそこまで。ア・リーグのワイルドカード3番手を争う4球団中3球団が勝利した中で、手痛い黒星を喫した。
相手先発は、元ヤクルトの右腕スアレス。日本時代の2021年はに公式戦で2打数1安打。同年の日本シリーズ第6戦ではニゴロに倒れている。今年は先月18日の敵地での同カードで3年ぶりに対戦。3打数2安打で、2安打共に直球を弾き返した。この日は一転、ストライクゾーンへの直球は1球だけ。変化球でタイミングを外された。味方打線も攻めあぐね、8月18日の前回対戦(6回無得点)から12イニングでわずか1得点と苦しんだ。
「変化球に対応が出来なかった。チェンジアップも奥行きがある。(前回対戦と)きょうは変えていたんじゃないですかね。配球も含めて」と吉田。第2打席は、逆風に押し戻されて左翼グリーンモンスター手前で捕られた。「もう少し押し込めれば。ちょっと弱かった」と悔しがった。
最近、チームはツープラトン方針を固め、左腕先発の試合で先発を外れるケースも増えている。日本時代は、レギュラー定着後、経験のない起用。調整は難しいが、「しっかり準備するだけ。1日1日レベルアップも含めてですが、リカバリーとのバランスを考えながら、出る時と出ない時の練習量を(調整)している」と吉田。与えられた出番に、最大の力を発揮すべく、戦いは続く。
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