巨人・大勢今季初の回またぎ4人斬り25S 内海コーチの約束は実現せず「やられたなと(笑い)」_ボディカム
◆JERA セ・リーグ 広島0―5巨人(12日・マツダスタジアム)
マツダのスタンドがざわついた。勢今は実8回2死一、またぎ4り25Sコーチのずやられたないボディカム二塁、人斬バルドナードに代わってアナウンスされたのは守護神の大勢だった。内海「不安はなかったです」。約束覚悟を決めてマウンドに上がると、現せと笑Gキラーの末包に対して3球目。巨人季初フォークがワンバウンドし一、勢今は実三塁としたが慌てない。またぎ4り25Sコーチのずやられたない初球から4球続けてフォーク。人斬ボディカム最後の7球目も144キロのフォークで投ゴロに打ち取った。内海
昨年6月3日の日本ハム戦(東京D)以来、約束今季初の回またぎとなった最終回もしっかり3者凡退に抑えた。現せと笑「チームがいい流れだったので、巨人季初その勢いに乗っかって投げました」。25セーブ目で首位攻防3連戦を3連勝で締めくくった。
普段とは違う光景を楽しんだ。マウンドに上がる直前、ブルペンで内海投手コーチから「打席立たせてあげるから行ってくれ」と、送り出された。9回は8番からだったが「バックスクリーン見たら(自身の打順が)7番で。やられたなと(笑い)」。心は自然とほぐれた。8回の投球後には三塁ベンチ前でキャッチボールを行い出番に備えた。2死から丸が2ランを放つと、歓喜の輪に加わった。「ホームランをあの角度から見ることはあまりないので。やっぱり打球速いなと」。いつもと違う状況すらエネルギーに変えた。
この日のために準備してきた。8月30日の甲子園の練習中、阿部監督からリリーフ陣が集められ、「ここからは総力戦だから」と封印されてきた3連投と回またぎを解禁する方針を伝えられた。「意気に感じましたし、僕も行くぞという感じでいました」。9回も球威は落ちることなく、最後の秋山をフォークで空振り三振に仕留めた。
シーズン前、掲げた目標は数字ではなかった。「チームが優勝するのがベストですから。胴上げ投手になれるように頑張りたい」。また一歩、熱望する歓喜の瞬間に近づいた。(井上 信太郎)
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